ルーテル教会の牧師と天童荒太氏の関係って・・・

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「天童荒太」と「悼む人」

クリスチャントゥデイというキリスト教情報サイトをチェックしていたら

キリスト教における死と葬儀」(キリスト教新聞)という書籍紹介が目についた。

著者はルーテル学院大学教授の石井基夫氏。

氏はルーテル神学校の校長も兼任されているとのこと。

著作に石井氏が作家の天童荒太氏との対談が収録されているとの情報が興味を惹いた。

小説等には疎い私であるが、天童荒太氏の名と、代表作の『悼む人』というタイトルには引っ掛かりを覚えたのだ。

『悼む人』という字面を見たときには『おくりびと』と一瞬混同して俳優の本木さんが遺体を丁寧に処理している場面が思い浮かんだのだが、もちろん、それとは違う。

『悼む人』は、死者を悼む旅をしながら全国を放浪する主人公と、彼を巡る人々の物語。

『悼む人』の表紙を画像で確認してはじめてなぜ天童氏とその代表作のタイトルが引っ掛かった理由が分かった。

リンゼイ事件

これってあれだ・・・

市橋容疑者(2007年:リンゼイ・アン・ホーカーさん殺人事件)が(逃走中に?)愛読してたって本だ・・・

ちなみに市橋容疑者は2年7ヶ月の逃亡生活を本にまとめている

その後、彼の逃亡劇は映画化されたが、あまりにも早い時期に映画化に衝撃を覚えたことも記憶している。

市橋の愛読書であったと思われる『悼む人』も舞台化(向井理)、映画化(高良健吾主演)されているようだ。

それにしても『悼む人』の表紙写真に写されている彫刻はなんとも言えない彫刻である。

美しくも禍々しい、静謐な雰囲気の中に何か邪悪なものが蠢いているような・・・そんな印象を私は覚える。

調べてみると、この彫刻の作者は舟越桂(ふなこし かつら)という人物のようだ。

悼む人で使用されている彫刻のタイトルは「スフィンクスの話」とのこと(写真自体は天童氏本人が撮影したものらしい。)

推して知るべし

天童氏はクリスチャンではない。

なぜ石井氏は天童氏を対談相手に選んだのか?

実際に本を読んだら、そこらへんのところも書いているのだろうが、それを確認するためだけに本を買うというのも・・・

天童氏は石井氏の本に推薦の言葉を寄せられているとのこと。

「十字架の無力な死を通して導き出された貴い生の本質こそ、多くの悲劇を前に無力な我々への清廉な力づけとなるであろう」

ありがたい雰囲気はあるけれども、意味があるような、ないような、そんな言葉に思えるのは私の語彙力や読解力が乏しいせいだろう。

もし、天童さんの作品も全体的にこんな感じだったら、とてもじゃないが私には理解できないだろう。

そこらへんのところを確かめて見るためにも機会があれば読んでみたい。

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