心臓が「はたはた」するの「ハタハタ」ってたぶん方言。

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四国出身の義母が時々「心臓がハタハタする」という言葉を使う。

「甘いコーヒー飲んだ後、しばらくしたら、心臓がハタハタしたんよね~」

みたいな感じで。

しかし、普段の会話の中での「はたはた」という副詞は私には聞き慣れない言葉。

下関育ちの妻に「ハタハタするって何?」と聞くと

「ドキドキするって意味らしい」との答え。

下関弁?と聞くと、お母さん弁じゃないかな?と曖昧な返事だ。

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使い方としては間違いないが・・・

ちょっと気になったので調べてみると

「はたはた」の意味としては

副詞
物の当たる音などが連続して起こるさま。また、その音。
出典宇治拾遺 二・八
「暁方(あかつきがた)に戸をはたはたと叩(たた)けるに」
[訳] 明け方に戸をはたはたと叩く音がするので。

http://kobun.weblio.jp/content/はたはたと

とのことなので言葉の使い方としては間違いではないようだ。

心臓の鼓動が内から胸を叩いている様を「はたはた」という言葉で表現しているわけだ。

しかし、普段の生活の中で「はたはた」という副詞を聞いたことも、使ったこともない。

標準語で使われているならば、宮崎の田舎でも表現としては知っていてよさそうなものだ。

上記、辞典においても、例文は古文になっている。

古語が方言の中に残るということは良くあること。

さらにネットで調べてみたら、ある方のブログにこんな文章が・・・

会話の中に、忘れかけてる方言がいっぱいでてきて
おもしろすぎてまともな話ができんのやもん。

「ざまくれ遠い」って。。。「胸がハタハタする」って。。。
思い出したら吹き出すわー。

あぁーーーーー!!
早く帰りたーーーーい。

実は先の四国出身の義母も生まれ育ちは愛媛なのだ。

もしかすると「はたはた」という副詞は四国を中心に残る古語の名残としての方言なのかもしれない。

ただ、沖縄の方言としての「ハタハタ」は「焦っている」という意味で使われているという情報も。

沖縄の場合は琉球語の影響を受けているだろうから、今まで見てきた「はたはた」と語源を同じくするかはいささか疑わしい。

宮崎弁の「てげ」と韓国語の「テゲ」

ちなみに、今、ふと思い出したことだが、韓国語の「テゲ」と宮崎弁の「テゲ」は同じような意味らしい。

これは実際にお会いした韓国人と話した時に直接聞いたことだから間違いないと思う。

宮崎弁での「テゲ」の使い方の一例としては

①「このイモ、テゲうめーじー」→「このイモはすごく美味しいよ」

②「この人、テゲすげー人やっちゃが」→「この人、とてもすごい人なんだよ」

というような感じで使う。

「すごい」とか「とても」とか、そんな意味だ。

ただ、この「テゲ」が2回連続して使用する形になると、また別の意味になる。

①そんなのテゲテゲでいいっちゃが→「そんなの大体でいいだよ」

テゲテゲ運転撲滅運動!!→「注意散漫ないい加減な運転撲滅運動!!」

というように、「だいたい」とか「いい加減」とか、どちらかというとマイナスなイメージの言葉になる。

「テゲ(すごい)」と「テゲ(すごい)」が合わさるんだから、さらにプラスなイメージになってもいいと思うのだが・・・

ま、そこもまた宮崎のテゲテゲなところなのかもしれない。

私も、「ざまくれ遠い」を、さりげなるスルーするーし。

私がテゲテゲな人間であり、この記事もまたテゲテゲであることは間違いない。

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