「うんこ」の力ってすごいんだな~って「うんこ漢字ドリル」の人気ぶりに思った。

「今、『うんこ漢字ドリル』が大人気なんです!!」

朝のテレビ番組から、そんな言葉が聞こえてきた。

え?テレビで「うんこ」だって?

しかも、何度も「うんこ、うんこ」と繰り返す。

正直、朝っぱらからの「うんこ連呼」には、やや不快感を覚えたが、同時にこれはすごいアイデアだな、とも思った。

話題になっている文響社の「うんこ漢字ドリル」は基本的な部分はごく普通の漢字ドリルと同じだ。

違うのは全ての例文に「うんこ」というキーワードが入っていること。

それだけなのに、なぜかとてつもなく面白い。

特に小学生の時分は「うんこ」という単語が、たまらなく面白い時期。

どんなに勉強嫌いの小学生でも、そこに「うんこ」がするりと入り込むだけで、勉強が楽しくなる。

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「うんこ」を教材に持ち込んだのは「うんこ漢字ドリル」が初めてではない

それにしても、よく教育の現場に真正面から「うんこ」を持ち込んだものだな、と思った。

その常識に囚われない発想力。関心するばかりだ。

どうして、今まで思いつかなかったのか・・・

と思ったが、調べてみると、教材に「うんこ」を持ち込んだのは、『うんこ漢字ドリル』が最初ではないことが分かった。

実は10年前にこんな英語の教材が発売されている。

フロウンうんち 英単語帳

この英単語帳の場合は「大便」が「うんこ」ではなくて「うんち」と表記されている。

また対象が「小学生」ではなく、「高校生」である。

そんな違いはあるが、基本コンセプトは『うんこ漢字ドリル』と全く同じ。

にも関わらず『うんち英単語帳』は『うんこ漢字ドリル』ほどの爆発的人気にはならなかったようである。

「うんこ」ではなく「うんち」という言葉のチョイスがいけなかったのか、その主な対象が「高校生」という恥じらいのある年代が対象だったことがあれだったのか、もしくは、時代を先取りしすぎてしまったのか。

ただ、実際に『うんち英単語帳』を使用した人は概ねとても楽しいとの評価。

いつの時代も、またいつの年代にも「うんこ」というキーワードは不快感とともに、なぜか好意を持って受け止められる。

不思議なものだ。

今では小学校でも英語を教えたりしているので、『うんこ英単語ドリル』なんて出れば、きっとまた爆発的に売れんじゃなかろうか。

「うんち」の名作もある

今回のことで「うんこ」や「うんち」というキーワードがタイトルに入る本が思う以上にたくさん存在することが分かった。

しかも、その類の本が意外にも全般的に評価が高い。

中には名作と謳われるものも。


みんなうんち

この本に関しては、私も子どものころに読んだ記憶がある。

とにかく、人間を含めた色んな動物の「うんち」が描かれている絵本だった。

今もって人気がある絵本だ。

海外にも「うんち」の名作絵本がある。


うんち したのは だれよ!

自分の頭にうんちをされたモグラが犯人を探すというストーリー。

ドイツの絵本だ。

犯人探しのストーリーではあるが『みんなのうんち』と同じく、様々な動物のうんちが紹介される本である。

「うんち」に興味が出てきて、絵本に飽き足らなくなったら、こんな「うんち」本もある。

う・ん・ち

本のタイトルは、まんまだ。

80種類以上の生き物のリアルな「うんち」を楽しむことできる。

これはトイレトレーニングの本ではないのだが、3歳になっても、トイレでうんちができない子どもが、これを読んでから、ちゃんとトイレでできるようになったとのレビューもあった。

「うんち」のリアルと向き合うことで、3歳の坊やは大人の階段を1つ上ることができたのだろうか?

ちなみに子どものトイレトレーニングを目的とするなら


うんこダスマン (うんこのえほん)

という本もあるので、参考にされたし。

「うんこ」と向き合うことの大切さ

「うんち」や「うんこ」なんて言うと、どうしても汚いとか恥ずかしいとかという思いが先立ってしまうことが多い。

しかし、「うんこ」は私たちの健康のバロメーター。

子供の頃、知り合いのおじさんが、私は毎朝、自分の「うんち」をチェックしてるんだよ!と教えてくれた時には、その大切さが全然分からなかった。

むしろ、え~、毎日自分の「うんこ」を好んで見てるなんて変なおじさん!って思ってた。

しかし、今は「うんち」と向き合うことの大切さが分かる。


ウンココロ (実業之日本社文庫)

ちなみに、私は自分の「うんち」と向き合うために「ウンログ」というアプリを入れている。

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操作もシンプルで、登場するうんこキャラも可愛い。

主に女性を対象にしたアプリであろうが、三日坊主なおじさんでも楽しみながら、自分の「うんこ」と向き合うことができている。

「うんこ」と「うんち」の使い分け

ここまで「うんこ」に関わる本について書いてきて「うんこ」「うんち」という言葉をランダムに多用してきたが、大便を表現する言葉で、それ以外でポピュラーな言葉は「くそ」だろうか?

ただ「くそ」の場合は、「うんこ、うんち」に比べて表現に幅がある。

たとえば鼻くそ、耳くそ、とは言うが、鼻うんこ、耳うんちとは言わない。

他にも悔しい時に、「くそ~!」とは言うが「うんこ~!」と言うことは、あまりない。

だから、「くそ」と「うんこ、うんち」の間には比較的分かりやすい違いがある。

しかし、「うんこ」と「うんち」にはどのようなニュアンスの違いがあるのだろうか?

私の中での違いとしては「うんこ」はややふざけたイメージ。

「うんち」はやや真面目で品のあるイメージである。

だから、たとえば、どうしても誰かに「うんこ」もしくは「うんち」という言葉で何かを伝えなければならない時には、親しい男の友人に対しては「うんこ」という言葉を使い、それほど親しくない人、また女性には「うんち」という言葉をチョイスするだろう。

それにしても「うんこ」は人に嫌われているようで、実は人に愛され、そして人を幸せにする、そんな不思議な存在だ。

わたしもそんな「うんこ」みたいな爺を目指したいと、そんなふうに、思うのであった。

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