第50代横綱「佐田の山」逝去。力士としては長命?なぜ力士は短命?

第50代横綱「佐田の山」逝去の報。

佐田の山は私が生まれる前に現役を退いておられる方。

土俵での活躍をリアルタイムで見たことはない。

北の湖や千代の富士が亡くなった時ほどの感慨の念はないが、相撲好きとしては一抹の寂しさを覚える。

ちなみに第52代横綱であり、相撲解説者としても人気のある「北の富士」さんは「佐田の山」の弟弟子。

「佐田の山」は若くして(30歳)で現役を退いたが、そのキッカケは弟弟子であった北の富士(当時大関)に敗れて優勝を逃したことにあったそうだ。

それにしても、北の富士さんは弟弟子であった千代の富士、そして、今回、兄弟子であった佐田の山と、文字通り同じ釜の飯を食った仲間との別れが続き、さぞ寂しい思いをされておられることだろう。

北の富士さん自身、健康状態がまだ万全ではないご様子。

お体にはくれぐれも気をつけて欲しい。

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力士の享年

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ところで、佐田の山さんの享年は79歳だった。

一般的な平均寿命と思われるが、力士としては長命。

昔から力士は短命と言われている。

その中でも横綱経験者は短命で、50~60代で生涯を終える人がほとんどなのだ。

昭和以降に横綱に昇進した力士で、80歳まで生きたのは鏡里ぐらい。

そう考えると佐田の山さんは天寿を全うしたと言えるかもしれない。

往年の力士の享年は、双葉山が56歳、栃錦は64歳、柏戸は58歳。

最近なくなった力士では

今年(2017)の始めに時天空が37歳で逝去(※悪性リンパ腫)。

去年(2016)は千代の富士(第58代横綱)が61歳で逝去(※膵臓がん)

一昨年(2015)は貴ノ浪(音羽山親方)が43歳で逝去(※心不全)。

死因は様々だが、たしかに若くして亡くなっている。

61歳で無くなっている千代の富士が長生きしているようにさえ思える。

なぜ力士は短命なのか?

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その原因は、現役時代の生活にあると言われる。

・無理な食事

・過酷な稽古

・ストレス

・飲酒、喫煙

体づくりといって、無理をして急激に太らなければならない。

その上での過酷な稽古。

精神的なストレスも半端ないらしい。

全てが内蔵に特に心臓に過度の負担をかける行為だ。

そして、飲酒や喫煙。

接待の席で、仕方がなくということも、あるだろうが、ストレス解消という意味合いも強いのではないか。

力士が?と思ってしまうが、吸う人はかなり吸う。

43歳で亡くなった貴ノ浪は1日に40本は喫煙していた。

それだけでも驚きだが、酒は1日に3升飲んでいたらしい。

これでカラダがおかしくならないわけがない。

そのような状況を見ると、そもそも力士の生活習慣に問題があるとも考えられる。

現役を退き、全く運動をしなくなったのに、現役時代と同じように食べたり飲んだりしていたら、それは単なる暴飲暴食。

中年になれば、健康のために生活習慣を見直していくのは当然のこと。

それをしないがために身体を壊し寿命を 縮めている元力士も少なくないのかもしれない。

力士の健康管理を徹底すべき

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力士の大型化が著しい今日、力士の健康管理や怪我防止をもっと徹底すべきである。

そもそも、強くなるためには、どんどん大きくなればよいという時代ではなくなっているのではないか?

階級別に分けると相撲の面白みがなくなるかもしれないが、たとえば、体脂肪率はこの規準を越えてはならない、とか、健康のバロメーターとなる特定の数値が規準内になければ土俵に上がれないとか、そろそろ、そんな規準を設けてもいいのではないだろうか?

若くして入門し、相撲の世界しか知らない人に健康について教える場は設けているのだろうか?

繰り返しになるが、大きければよいという時代は終わった。

いや、終わらなければならない。

力士が健康でなるべく怪我をすることなく、精神的にも肉体的にも社会的にも安定した状態で相撲に専心できる環境を整えるべきだ。

それが、これらからの大相撲の発展に必ずつながる。

貴乃花親方あたりが、大改革をやってくれないものか。

そんな期待を胸に、これからも大相撲を応援する所存である。

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