今も脳裏に焼きつく相撲っぷり。あのモコモコ相撲の力士は今…

大相撲が若貴兄弟ブームで大盛況だった頃。

同世代の若貴のことも、もちろん大好きで応援していたが、それに勝るとも劣らないぐらい大好きな力士がいた。

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マシュマロ相撲

その力士は身長は180センチ弱程度と、力士としては決して大きいほうではなかった。

しかし、体重は190キロの巨躯。

今現在の現役力士なら、データ的には千代大龍と同程度になる。

ただ、千代大龍との印象とは違い、全体的にモコモコした体型で、色白で、マシュマロを思わせる風情であった。

取り口は、その体躯にふさわしく、モコモコ、モコモコと、とにかく、前に、前に、と出る相撲。

特に得意技があるとか、その巨躯でバーンっと相手を跳ね飛ばすとか、目を惹くようなハデな相撲を披露する感じではなかった(と記憶してる)。

しかし、どんなに不利な体勢でも、引くことなく、とにかく、モコモコっ、モコモコっ、と、とにかく前に出る。

おお、今日も、モコモコモコモコ、モコモコモコモコ…え?そんな体勢でもモコモコ出れるの?スゴイ!頑張れ!と応援していたものだ。

不屈の力士、琴別府

その私の大のお気に入りだった力士が「琴別府」。

一旦、関取(十両)になってから、その後、体を悪くし、序の口まで番付を落としたが、そこから這い上がって、再十両どころか、新入幕を果たし、前頭筆頭にまで登りつめた不屈の力士だ。

十両まで上がって後、序の口まで落ちた力士が関取に再復帰した例は琴別府が初めての例だったらしい。

その相撲っぷりが、私の脳裏に焼き付いているのは、今のところ、後にも先にも琴別府だけだ。

琴別府の今

若貴ブームが去り、しばらく相撲を見ない時期もあったが、その間も、再び相撲を見るようになってからも、ふと、あのモコモコ相撲が脳裏をよぎり、琴別府関は今どうしてるのかなあ?と気になっていた。

とは言え、この20年、私は琴別府関の引退し、角界を去った後の情報を知ることはなかった。

それが、ついさっき、今日放送のテレビ東京の番組に琴別府が出演したとの記事を見た。

52歳になられた今は、大分でラーメン屋を経営されているらしい。

記事には引退してからのこともいくらか書かれていたが、現役の時以上にさまざまなご苦労を経験されたようだ。

脳梗塞やクモ膜下出血なども患われ、力士時代の怪我の後遺症などもあり、身体もご不自由とのこと。

月収7万円の生活を余儀なくされた時期もあったらしい。

しかし、そんな困難を乗り越え、現在経営するラーメン店は地元の人気店になってる。

ワシも頑張る

どんな悪い体勢でも、モコモコと前に向かって戦っていた琴別府関の姿そのまま。

引退後もの逆境の中でも、モコモコと前進されて来たそのストーリーに胸が熱くなった。

今、この瞬間、どんな状況でも、とにかく一歩でも、半歩でも前へ…

そして、死ぬ時は、前のめりに!

琴別府関の相撲人生、そして、その後の人生に、勝手にそんなメッセージを受け取り、勝手に感動している。

大分に行ったおりには、是非、琴別府さんが経営される「らーめんいっちゃん」を訪ねてみたい。

それまでに、私も私なりに前へ、ゆっくりでもいいから、少しでもいいから、決して後ろに引かず、モコっ、モコっ、と前進したい。

追記

…そういえば、前進山という四股名の力士もいたな…実際にその相撲は見たことないけど、どうしてるのかな?

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