「とうに知っている」の「とうに」って漢字で書ける?

先日、ブログ記事で「とうに知っている」という表現を書いている時、「とうに」には、どんな漢字をあてるのだろう?と、ふと思った。

当選の「当(とう)」をあてるのだろうか?と、思ったりもしたが、疑問に思ったことは、調べてみないと気がすまない。

とりあえず、手元にあるiPhoneで「とうに」を変換してみると、候補に上がった中で、それらしいのは「疾うに」。

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「とうに」は「疾うに」

え?この漢字を当てるんだ(゚ω゚)とネット辞書で確認してみると、間違いないようだ。

私が予想した「当に」は「とうに」とは読まず「まさに」と読むことも分かった。

「まさに、そのとおり」という表現の「まさに」だ。

「まさ」には「当」だけでなく「正」や「将」をあてることも出来る。

それにしても、今回、調べて見て本当によかった。

「とうに」にあてる漢字を、なんとなく「当に」なのかな?と思ったまま、これからの人生を生きるなんて、大人として恥ずかしい。

まあ実際は「とうに」を漢字で書けないとか、「当に」を「まさに」と読めないとか、そんなことがバレる機会はないだろう。

しかし、問題はそんなことじゃない。

ところで、ここで新たな疑問が生まれた。

「疾うに(とうに)」にあてられている「疾」は「疾風」や「疾病」という熟語に使用される。

「とっくに」とか「ずっと前に」という「とうの」意味から「疾風(しっぷう)」に「疾」の字が使用されているのは分かる。

しかし、「疾病(しっぺい)」とか「疾患(しっかん)」に「疾」の字が使用されるのは何故だろう?

「疾」にはどんな意味が?

ということで「疾」という漢字を単独で調べて見たところ「疾」には「はやい、あわただしい」という意味以外に「病気、急病」という意味もあることが分かった。

なるほど、「疾」が「やまいだれ(疒)」なのはそういうことかと得心。

他にも「疾」には「くるしむ、なやむ、にくむ」などの意味がある。

ちなみに「疾風(しっぷう)」は「はやて」とも読むが、その読みは「疫痢(えきり)」の古称でもある。(※「疫痢」は、小児のかかる急性伝染病で、多くは赤痢菌が原因である。)

最後に

調べれば、調べるほど、漢字は奥深く、興味深い。

「疾」以外にも、「やまいだれ(疒)」を持つ漢字は、今は病とは関係なく使われていても、きっと、もともとは「病」に関係があるんだろう。

また、そんなことも、時間のある時に調べてみたいと思った次第。

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