双極性障害は躁転にしろ、鬱転にしろ、そのキッカケや理由は本人にも分からないことが多い(と思う)

私と同じく、双極性障害を患う、ある方の文章を読んだ。

短い文章で、その症状と心境を端的に表現しておられる。

双極性の人なら、そうそう、そのとおり、と大いに共感する文章だ。

私自身、大いに共感したので、その文章を紹介したい。

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双極性障害を患う、ある40代女性の心境

急に理由もなく体が動かなくなり吐き気や頭痛、おう吐など、つらい症状がでてきます。

そしてまた理由もなく急に動けるようになると色々な事が難なくできるのです。

でも、また必ず理由もなく動けなくなる。寝たきりになる。

この繰り返しです。

希望も持てず、早くこの苦しさから解放されたい。

早く死ぬことができたらいいのに、と毎日願っています。

(東京都在住 40代女性)

理由もなく、カラダが動かなくなる。

時には生活に支障をきたすほど。

そして、理由もなく、カラダがよく動くようになる。

そして、また理由もなく動かなくなる。

その繰り返し。

「うつ」の時期に生じる、酷い倦怠感や希死念慮もツラい。

そして、この「理由もなく」動くようになったり、動かなくなったり、というのも、またツラい。

思い当たる理由は本当にない

一般的には、人が落ち込んでいたり、疲れていたりしたら、そこに何か具体的な「理由がある」と思うだろう。

機嫌が良かったり、羽振りが良かったりしても、そうだろう。

何か理由があって、機嫌がよかったり、悪かったりしていると思うのが当然だ。

しかし、双極性障害の場合、とくに理由もなく、悲しくなったり、死にたくなったりする。

何もないのに急に、ご機嫌になったり、大胆になったりする。

ただ、はたから見て、鬱々として、落ち込んでいるふうに見えると、あのことが原因かな?このことが原因かな?と思うのは当然のことだろう。

当事者としては、それで、気を使われてしまうのが、正直心苦しいこともしばしば。

もちろん、何か具体的な原因があって落ち込んだり、ご機嫌になったりすることもある。

しかし、実際のところは具体的な理由はなく上がったり、下がったりしていることが多い。

特に何もないのに、急にグッと気分が落ち込み、それに伴い、カラダも動かなくなる。

カラダが急に重くなってから、数日して、グッと気分が下がって来るという逆のパターンもある。

これは実際に体験したものでないと分からない感覚であって、その苦しみの深さも当事者でないと分からない。

当事者でしか分からない心境

私には冒頭に紹介した方の「早く死ぬことができたらいいのにと毎日願っています」という心境がよく分かる。

双極性障害になってみて初めて、なぜこの病気になると自殺してしまう人が多いのかが、イヤというほど身に染みて感じている。

「うつ」の真っただ中にいる時は本当に死ぬことしか考えられなくなるのだ。

その「死にたい」という声に四六時中悩まされつつ、しばらくの期間を過ごさなければならない。

いつ止むとも分からないその声に、抗うのは想像以上に苦しいことである。

だからこそ、5人にひとりが自らの命を絶ってしまうのだ。

一般的なアドバイスは無視した方が良い時も

私たち双極性障害を持つ人間が何の理由もなく、気分が下がり、動けなくなるのは健常者には分からない。

なので、時に見当違いなアドバイスをしてくることもある。

先日、久々に父と話す機会があったが、私が、落ち込んでいるらしいと聞いて、勝手にその原因を想定し、そんなこと、気にするな!みたいなアドバイスをしてくれた。

でも、実際は私はそのことは全然気にしてなかった。

双極性障害の症状として、ただただ気分が下がっているだけだった。

とはいえ、こちらが、何か言っても、全く話が通じないのは分かっている。

はいはい、と聞くしかない。

見当違いのアドバイスを延々とされても、戸惑うし、かえって、そっちのほうが疲れてしまう。

こういった時のためにスルー力も高めたい。

ストレス発散として

と、これから鬱転するなかな?という症状の中、布団に潜り込んで、この記事を書き書きストレス発散、まだ気分安定をはかっている。

まだ「軽うつ」という感じなので、今回は、できれば、ここらへんのレベルで食い止めたい。

とにかく、こんな時はダラダラ、ゴロゴロと過ごすに限る。

ダラダラ、ゴロゴロすることに罪悪感を持ってしまうと「うつ」が酷くなることが多い。

だから、最近は、できるだけ、そんな思いを持たないように努力している。

最後に

ここ1ヶ月ほど調子が良かったが、昨日あたりから「うつ」に入るのかな?という兆候がある。

一応、「鬱転」しても、「うつ」が深くならないよう、ある程度気をつけて「躁」の時期を過ごしたつもり。

さて、どうなることやら。

どうして「書く」ことによって精神が安定するのか?

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