なんやかんやで「せどり(転売)」だけで、生きていけるだけの金は稼いでいるんだよね。小遣い稼ぎから、副業を経て、専業になった話し。

私が「せどり」を始めたのは2006年。

今から12年前のことだ。

その頃、私は、何かいい小遣い稼ぎはないものか?と毎日のようにネットを徘徊していた。

最初に、これはどうだろう?と思ったのは情報商材の販売だ。

早速、本屋に行って関連書籍を読んだが、なんだか怪しさ満載だったので、本を読んだだけで、ヤメた。

その時、アフィリエイトについて書かれた本を目にした。

それは健全そうだったので、書籍を購入するも、実際にお金が入るまでに、かなり時間がかかりそうということで、これもまた本を読んだだけでヤメた。笑

そして、なんかもっと楽にお小遣いを稼げる方法はないものかと、ネットを徘徊してて、見つけたのが「せどり」である。

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◯◯と◯◯の登場以前は「せどり」は難しかった

今では本だけでなく、CDや家電、フィギュアや衣類などなど、とにかく、リアル店舗やネット店舗で相場よりも安く仕入れて、Amazonやヤフオクなどで、相場で販売し、利ざやを得ること全般を「せどり」と言っている。

しかし、ネットが普及するずいぶん以前から「せどり」という仕事は存在していた。

扱う商品は「書籍」。

「せどり師」と呼ばれる人たちは希少価値のある「書籍」が、その価値を知らない古本屋で、安く売られてるのを見つけ出し、その書籍の価値を知る別の「古本屋」に転売。

利ざやを稼いでいた。

ただ、それを生業にするためには、当然のことながら、書籍に関する知識が相当なければならない。

誰もができることではなかった。

しかし、それを誰もが出来るようにしてくれたのが、2000年に日本に上陸したAmazon、そして、1990年に第1号店開業のブックオフである。

Amazon上陸時には、ブックオフは全国に約500店舗を展開していた。

私が、せどりを始めたのは2006年だが、その3年前の2003年には700店舗を超えている。

今でこそ、Amazonとブックオフを利用しての「せどり」は状況的に厳しくなっているが、私が「せどり」を始めた頃は、まだまだライバルが少なかった。

意外に簡単に利ざやの出る本がゴロゴロしていたものだ。

初めて、自分で仕入れた商品を売った時の感動

ネットを利用しての「せどり」のやり方は至って簡単。

ブックオフに行って、よさげな本があれば、それがAmazonでいくらで売られてるかを調べる。

それで益が出そうであれば、それを購入し、Amazonに出品。

後は売れるのを待つだけ。

Amazonから、売れましたよーとのメールが来たら、梱包して発送。

私が初めて仕入れた本の仕入れ値は300円。

それをAmazonで1200円で販売。

約500円の益が出た。

たった500円、されど500円。

商売なんてしたことがない自分にとって、自分で仕入れた商品が売れたこと。

そして、利益が出たことは、新鮮な驚きだった。

今でもあの時の感動は忘れない。

それから「せどり」に夢中になり、半年ほどで「本せどり」だけで月に10万程度の益を出すようになった。

最初は小遣い稼ぎに3万円ぐらいの益が出ればと思って始めたので、嬉しい誤算。

副業へとランクアップ

そんなに稼げるなら、と最初は「せどり」に懐疑的で「せどり」にいそしむ私を白い目で見ていた妻も「せどり」に参戦するように。

最初は別々にしていたが、次第に夫婦ふたりでやるようになり「せどり」は個人的な小遣い稼ぎから、副業へとランクアップした。

ただ、そうなると稼いだ金は「家計」に回ることになり、私の小遣いは減ることに(´ω`)

でも、まあ、二人でやると稼ぎは良くなる。

目の付け所が違うから、仕入れの幅が広がることもその一因。

妻が100円で仕入れた本が、1万円で売れたこともある。

ただ、商売にずぶな素人である私たちでも簡単に稼げる「せどり」。

つまり、参入障壁が格段に低い。

当然、すぐにライバルが増えてきて、しばらくすると、だんだん稼げなくなって来た。

そうなると、次第に「せどり」熱もさめ、2010年ごろには、ほとんど仕入れにも行かなくなり、開店休業状態に。

開店休業だった副業が、突如、専業へ

しかし、2013年、突如「せどり」を再開することになる。

しかも、副業としてではなく、専業として。

その訳は、私が、当時働いていた工場をヤメる決意をしたからである。

ヤメることを決意したのは、私が肉体的、また精神的に疲れ切ってしまっていたから。

今思えば、おそらく「双極性障害」の症状だったと思われるが、精神的に、また肉体的に追い詰められ、とにかく、シンドくてシンドくて、たまらなかった。

このままではダメになってしまう。

一旦、仕事を辞めて、自分のペースで、できる仕事をしよう、と思った時、私には「せどり」しか思い浮かばなかった。

ただ「本せどり」では生活できるだけの収入を得ることは難しいことは明白。

それで、初心にかえって、一からせどりに関する情報を収集。

「家電せどり」がいい、という情報を得て、それを実践することにした。

ただ、先立つものがなかったので、その時は楽天カードだったか、イオンカードだったかで、数十万借りた。

正直、不安だらけだったが、家電せどりが案外順調に行き、さらに、それにCDや、サプライ品等を仕入れるようになり、半年ほどで、生活できるぐらい稼げるようになった。

もちろん、大した額ではないが、それでも、今まで朝から晩まで働いて手取り15万円という工場での労働と収入と比較したら雲泥の差である。

週に2回ほど夫婦で仕入れに出て、後の3日は出品や発送作業。

自分のペースでできるから、ストレスは、ほぼほぼゼロ。

そもそも、仕事は、ほとほどにして、ゆっくり、のんびりと暮らしたい人間。

双極性障害のツラい症状も出ていたので(その時は双極性との自覚はなかったが)、それ以上、働く気はなかった。

それは、理想に近い生活だった。

それなのに、工場労働の収入より五割増し。

本当に良い時代だったと思う(*´-`)

その時は1年で150万ぐらい貯金が出来たので、手取り15万で暮らしてた身としては、これまた嬉しい誤算だった。

現在の厳しい状況

それから、5年。

「本せどり」の時もそうであったように、今の私たちのせどりスタイルでは稼げなくなって来ている。

夫婦ふたりでなんとか暮らせるぐらいの稼ぎはあるが、子供達を大学に行かせたりなんたりで、結構な出費があり、今現在、数十万の借金を負う身。

数十万の借金ぐらい大したことない、と思うかもしれないが、カツカツの経済状況と「双極性障害」という精神状態にある身としては、不安にならざるを得ない。

「せどり」も時代や状況に合わせてスタイルを変更していかなければ生き残っていけない。

これから、どうするか、現在、暗中模索中である。

最後に

と、まあ、こんな感じなので、この記事を読んでる方には専業としての「せどり」を積極的には勧めはしない。

ただ小遣い稼ぎ程度だったら、今でも本せどりで十分行けるのでは?と思う。

興味がある方は是非挑戦してみられては、いかがだろうか?

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