精神科で正式に双極性障害の診断がくだって約2ヶ月。今は信じられないぐらい穏やかに暮らせている。

精神科病院を初受診して約2ヶ月。

2ヶ月前の今頃は、これまで経験した中で、1番酷いのでは?と思える希死念慮に悩まされていた。

たまらず、精神科に予約を入れた。

ただ、受診日直前に、少し調子が良くなったので、受診をキャンセルしようかと迷った。

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しかし、そこで、いや1回は絶対に診てもらったほうがいいと、キャンセルをしたいという思いを抑えたのは、我ながら賢明な判断だった。

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もし、あの時、精神科を受診していなかったら、まだまだ不安定な時期。

今も、希死念慮や鉛様麻痺など、双極性障害に伴う心身の症状に悩まされていたことだろう。

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そのことを考えると、本当に恐ろしい。

5人にひとりは自死を選ぶ双極性障害

つい先日、自分よりも一回りは若い知人が亡くなったことを風の便りで知った。

その方とは数回しか会ったことはないが、私と同じく双極性障害を患っていた。

最後にその人と会ったのは2年ぐらい前だろうか?

その時にはほぼ寛解状態で元気に仕事をされていたが、2ヶ月ほど前に亡くなられたという。

死因は心臓発作と聞き及んでいるが、先に書いたとおり、その時期は私が今までにない酷い「希死念慮」に悩まされてた時期。

表向きには「心臓発作」だが、もしかすると…

つい思ってしまった。

実際のところは分からないが、私に関して言えば、もしあの時に、精神科を受診しなかったら、自死を選んでいたかもしれない。

それぐらい酷い希死念慮だった。

双極性障害の5人にひとりが自死を選択するという統計に、その時ほど納得したことはない。

これは死ぬよ…仕方がないよ…

素直にそう思えた。

ラミクタールが効いた

それが、今は嘘のように穏やかな日々を過ごしている。

たぶん、処方されたラミクタールが自分に良く合っていたのだろう。

人間である以上、当然、気分の浮き沈みはある。

しかし、今現在の気分の浮き沈みは、あくまでも正常の範囲。

これまでのような、異常な浮き沈みではない。

破壊衝動もなければ、希死念慮もない。

精神的な症状が快方に向かうに伴い、カラダが鉛のように重くなって動けなくなる、というような身体の症状も出なくなった。

今は「普通」ってこんなに楽なのかあ( ´ ▽ ` )と感動しきりである。

もちろん、中年であり、かつ、HSPなので、疲れやすかったり、気圧の変化に弱かったり、という部分は今でもある。

しかし、それも正常の範囲内。

やっと、落ち着いて自分自身を、また、これからの人生を見つめることできるようになった。

不幸中の幸い

それにしても、双極性障害の症状に悩まされて来たこの20年近くの日々はなんだったんだろう?と思う。

そのせいで自分だけでなく、妻にもたくさん嫌な思いをさせて来た。

ただ、自分が正式に双極性障害の診断を受けてからTwitterでも、同じ病に苦しんでる人をフォローするようになり、その日々の症状や心境を知ることが出来るが、それを見ると私なんて、まだまだ軽かったな…と思える。

その上、私は最初の病院で、医者にも薬にも恵まれ、早くも寛解状態と言ってもおかしくない状況。

病院で治療を受けつつも、なかなか双極性障害の症状に改善が見られない方々が多くいる中、自分だけ、こんなに簡単に良くなっていいのか?と心苦しく思うぐらいだ。

よし、双極性障害と向き合うぞと、自分なりに気合を入れ、このブログでも、どんどん、双極性障害に関する情報を発信して行こうと意気込んでいたが、あまりにも早く普通の状態になり、肩透かしの感もある。

基本的に寛解はあっても、完治はない病気だから、これからも薬は飲んでいくことになるだろうが、1日1錠、本当に小さな錠剤を飲むだけで、双極性障害の様々な症状から解放されるなら、とても、ありがたい。

ラミクタールの量としても、最低限の量しか服用していないので、プラシーボか?と思わなくもない。

なんにせよ、大事なのは双極性障害の症状が抑えられているという事実。

医師に感謝、妻に感謝、そして、神に感謝である。

最後に

双極性障害にならなかったら、こんなに人生を無駄にすることはなかったのに…

と、全然思わないわけではない。

思えば、四半世紀近くの時、精神障害のせいであろうと思われる症状に振り回されて来た。

しかし、双極性障害になったからこそ、学べたこともたくさんある。

それらの「学び」や「気づき」がこれならの人生に活かされれば、と今は思えるようになっている。

全て、神のみ手の中にあることを信じつつ、ただ前だけを見て、一歩一歩、ゆっくりと進んで行こう。

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