「今日」を生きる。ただ、それだけでいい。

昔はいわゆる「名言」好きで「デール・カーネギー名言集」などを愛読したものだ。

そんな名言が私の背を押し、大きな夢と高い志を抱く立派な大人になろうと社会に漕ぎ出させた。

その時は、その後、双極性障害の波に翻弄される人生になろうとは…

夢も希望も見失い、ただただ、社会の底辺を漂う藻屑となろうとは…

想像だにしてなかった。

半日のパート労働に従事するのがやっとの双極性障害な中年男。

それが、今の現実である。

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名言は平凡以下の人間には関係なかった

考えてみれば、いや、考えなくとも、いわゆる「名言」を残した方々は非凡な人たちである。

平凡な、いや、平凡以下の私がそれを胸に抱いて漕ぎ出したところで持て余すのは当然。

歳を重ねるごとに自らの器の極小なることを思い知らされ、双極性障害の波にもてあそばれ、私の小舟は転覆に次ぐ転覆。

本当に死にそうになった。

夢も志しも、数々の名言ととも、双極性障害の波にさらわれ、私の人生から消え去ってしまった。

そんな自分に、ほんの最近まで、ただただ絶望するばかりだった。

今日を丁寧に生きる

しかし、幸いなことに双極性障害の治療を受け、躁うつの波も穏やかになった。

日常生活ぐらいだったら、なんとか小舟でも乗りこなせる程度の波になった。

希死念慮や鉛様麻痺に悩まされることもほぼなくなり「死んでしまいたい」だの「離婚してくれ」だの言って妻を困らせることも無くなった。

半日しか働けないと悲観することなく、半日だけでも働けることに感謝できるようになった。

将来のことを考えると、不安は尽きないが、悩んでみたところで、何が変わるわけでもない。

今はとにかく目の前にある自分にできることを淡々とこなしていく。

それしかない。

「今日」を生きる。

ただ、それだけに集中しよう。

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