精神科で薬物治療を開始して1年。今の状況と今の思い。

私が精神科の門を初めてくぐったのが1年前の今日。

正確には患者として初めて精神科を訪れたのが1年前の今日になる。

その時は、1年後にその日を感慨深く思い出せるなんて考える余裕がなかった。

診断は「双極性障害(躁うつ病)」の疑いだったが、10年前から、たぶんそうだろうなと思ってたので、それには驚かなかった。

ただただ希死念慮や鉛様麻痺をはじめとした双極性障害に伴う諸症状をなんとかして欲しい。

それだけだった。

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薬物治療ラミクタール)の効果

幸い、最初から自分に合う薬(ラミクタール)と主治医に出会えたことで、それから少しずつであるが順調に回復している。

双極性障害を意識したのは受診の10年前だが、思い返せば、さらに10年前、つまり20年ぐらい前から双極性障害の症状はあった。

長期間、病気をほっといていたわけだから、回復には相当の時間がかかるだろうと覚悟していたが、この1年で思ったよりも回復している。

合う医師や合う薬になかなか出会えず、苦しんでる方も多い中、運が良かった、不幸中の幸いとしかいいようがない。

おかげで「躁うつ」の波はかなり和らいでいる。

私を最も悩ませていた希死念慮と鉛様麻痺はほとんどなくなった。

ここ一ヶ月ほどは睡眠薬も飲んでない。

定期的に離婚だ家出だと騒ぎ出し、妻を困らせることもなくなった。

独特の倦怠感や疲労感はしばしば感じるが、寝込むほどではない。

とはいえ、何もない時は横になってることが多い。

それでも、半年前から始めた半日仕事はなんとか続けられてる。

3ヶ月ほど前からは週2-3回、20-30分程度でトレーニングジムに通い始めた。

その他にも以前と比べて良くなったことは多々ある。

順調に回復してるがゆえに調子が悪かった時期、自分がどのような状態だったのか?ということが記憶から薄れつつあるぐらいだ。

しかし、自分が以前どうだったかを覚えておくことは大切なことだと思うので、近いうちに文章にまとめたいと考えている。

双極性障害から得るものもあるはず

これまでを振り返って、何よりも良かったと思うのは1年前の今日、精神科の門をくぐる決断が出来たこと。

もし、あの時精神科を受診してなかったら、今ごろは…と思うとゾッとする。

これについては今まで何度も書いて来たが、たぶん、これからも度々書いていくだろう。

大げさに思われるかもしれないが、人生のターニングポイントと言ってもよいほどに私にとっては大きなことだった。

双極性障害の症状に20年以上振り回られ、人生を無駄にして来た感は拭えない。

けれども、それで学ばされたこともないわけではない。

強制的に俗世から引き離されることによって身軽になった部分もある。

今はただ静かで穏やかな毎日を過ごせるだけで幸せだと思えることも感謝だ。

もちろん、騒々しく荒々しい時が不可避の場合もあろう。

しかし、わざわざ自らそこに赴くことはないだけの知恵はついた。

今は、ただ今日を丁寧に生きる。

とりあえず、それだけである。

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